
おおいたトイレンナーレと府内アクアパークを考える
アートは「悪」か「救世主」か 今、大分市では「おおいたトイレンナーレ」というアートフェスティバルが行われています。大分中心市街地の店舗のトイレや公衆便所を舞台にしたトイレアートを多数作成し、にぎわいの創出を目指すイベントです。 名前の由来は、3年に一度開催されるアートフェスティバルを指すイタリア語「トリエンナーレ」とまちなかの空間に欠かせない「トイレ」を組み合わせた造語のようです。 そして、「トイレンナーレ」により、キレイなだけでなく、「美しい」トイレ、「面白い」トイレをまちなかにたくさん作ることで、同時期に新規開業、開館するJR大分駅ビル、大分県立美術館と連動し、大分の街を訪れるお客様に、驚きと、喜びと、感動を提供することが目的であると述べています。 この運動は、大分市の活性化や若い芸術家の活動の後押し等、意義あることだと考えられます。 アートと街並みの融合が図れれば、気持ちの良い街並み空間が創出されるでしょう。 私は20年前に「府内アクアパーク」の設計をしました。 そして、「おおいたトイレンナーレ」が府内アクアパークを舞台に開始されたことを機