

小さな大事件
土肥君のMCS時代の思い出話!面白いので彼のブログから転載させてもらいました(土肥君ごめん) 、 【小さな大事件!?】vol.1 潜入 、 建築設計事務所には、大きく二つの業務がある。「設計」と「監理」である。 「設計」については、文字通りの解釈でよいかと思う。 そして「監理」。これは現場監督のソレとは大きく異なる。 現場の進み具合、下請け業者の総括など、現場監督が行うのは「工事管理」。 私たち建築設計事務所が行うのは、建物が設計図通りに出来ているかどうか、 施工について不備はないか、クライアント(建築主)に代わって検査する「工事監理」である。 私たちは通常、この「設計」と「監理」の契約を同時に行わせていただく場合が多い。 しかし、発注者が官公庁の場合、「設計」と「監理」は単独で契約されるのが一般的だ。 つまり、設計をしても現場での工事監理ができないのである。 そんな話を踏まえて・・・ 私が以前勤めていた、大分の事務所での出来事。 市内の某交番を設計担当させてもらった私は、無事設計業務を終え、やがて工事が始まる。 発注者が大分県であったため、「監